多肉植物に虫がついた…室内に入れたくない!駆除方法と対策は!


普通に育てていれば限りなく虫のつきにくい多肉植物ですが、環境によっては虫がついてしまうことがあります!

そして、一匹でも虫がつくとすごい勢いで増えていってしまうのもまた虫!

特に5月6月くらいが大発生しやすいと言われていますが、おうちの多肉は大丈夫ですか?

ついてしまったら駆除しますが、室内置きならあまり農薬を使わず処理したいという人、外置きだし面倒だから農薬使う!という人もいると思います。

今回は虫の種類と駆除方法についてまとめました。

スポンサードリンク

多肉植物に虫っ…白い虫?カビ?これはいったい何?!

多肉植物につきやすいのは、まずカイガラムシと呼ばれる白っぽい虫です。

多肉植物にくっつくと、植物の汁を吸い、枯らしてしまうこともあります。

2ミリ~5ミリくらいの大きさで白っぽく、貝殻のような形をしているもの、粉を拭いたように白い綿っぽい見た目のものと様々います。

白い綿のような粉を拭いたようなものは、コナカイガラムシという種類で、葉と葉の間に潜んでいたりします。

ですのでぱっと見気づかないことも多く…手遅れになることもww

カイガラムシ系は、一度植物にくっつくとほとんど動きません。

次に多肉植物につく虫と言えば、アブラムシです。

半透明っぽい黄緑色の小さな虫ですね。
こちらは良く見ると動いていたりもします。

アブラムシも多肉植物の汁を吸う害虫です。

これらの害虫が付く環境は、日当たりがあまり良くない場所、風の通りが悪い場所、埃っぽい場所などです。

室内に置いているから大丈夫と言うことはなく、風に乗って飛んできたリ、人が外から持ち込んだりもします。
室内は、日差しも弱いですし風通しも悪いですからね。

1匹でも付くと、そこから増えてしまいますので駆除が必要です。

多肉植物につく害虫の駆除。室内だから毒性のあるものはちょっと…

虫の発生した植物を室内には置いておきたくない!ですから、一刻も早く駆除しましょう。

とはいっても、室内にあかちゃんやペットの小動物がいると農薬使うのも不安ですよね。

できるだけオーガニック(?)な駆除方法をあげると…

カイガラムシ→ハブラシ、つまようじや割り箸などの棒、粘着性の綿棒でかき取る。
葉っぱを傷つけないように注意です!

カイガラムシは卵を持っている場合があるので、そのまま土に落とさずゴミに捨てます。

アブラムシは、粘着性のテープで取ります。
カイガラムシのようにがっちりくっついているわけではないので、比較的簡単に取れます。

粘着性のテープは何でも良いですが、セロテープだとピンポイントで狙いやすいですよ。

ピンポイントで狙うと言えば、粘着性の綿棒はおすすめです!
何十匹も大量発生しているならテープで一網打尽にするのが良いですが、数匹程度なら粘着綿棒で狙いましょう。
害虫が駆除できた後は耳掃除に使えて、ちょっとクセになります(笑)↓

木酢液を薄めたものが効果があるという噂もありますが、こちらは駆除では無く、あくまで虫除けとして使うものなのであまり効果はありません。

牛乳をスプレーして乾燥させ、アブラムシを窒息させるという駆除方法もあります。

そのまま牛乳をまんべんなくスプレーし、日当たり・風通しの良い場所で早く乾かします。
アブラムシを死滅させてから水で洗い流すと簡単に取れるというものです。

良く洗い流さなければ牛乳が残り、においの原因になりますので、スプレーした後はよく水で洗い流してください。

牛乳スプレーと似た方法で、重曹と油を混ぜてスプレーする方法もあります。

水500ccに重曹小さじ1杯、サラダ油小さじ1杯、台所用洗剤数滴を混ぜてよく振り、スプレーします。
こちらもよく乾燥させた後、水で洗い流します。牛乳よりはにおいも気にならないのでオススメです。

ただしスプレーを使用する方法は、美しい白粉を吹くような種類、例えばダドレアなどには向きません。
その場合はセロテープや粘着綿棒で丁寧に取り除くほかありません…。

アブラムシをセロテープ越しにすら触るの気持ち悪いっ!という方もいるとは思いますがww

そこは、大切な多肉のためなので頑張ってくださいww

あとアブラムシ対策なら、狭い室内であればテントウムシを同時飼育(?)するというのも手かもしれませんねw
捕食してくれます。

一緒に猫も飼っていたらテントウムシがやられてしまうかもしれませんが……www

スポンサードリンク

多肉植物の虫対策めんどくさいから農薬で!

もうそういうの良いよ! 面倒!!
ペットとかいないしサクっと農薬で何とかしたいんだけど。というあなたには、「オルトラン」がおすすめです。

粒剤と液剤があります。
液剤は広範囲散布向きなので室内なら粒剤が良いです。

そのまま鉢の中の土の上にばらまき、水遣りします。そうすると薬剤が溶けだし、それを植物が吸水して、徐々に害虫に効くようになります。

デメリットは、薬剤なのでにおいが多少なりともすることと、植物が薬剤を水と一緒に吸い上げてから効き始めるので少し時間がかかることです。

においに関しては、使用方法、容量を守って使い、水に溶けだしてにおいが緩和されるまでは外に置くなどして対応するのが良いと思います。

効き目が遅いという部分については仕方ないので、そもそも虫が発生する前に予防として土に撒いておく習慣をつけると良いですね。

新しく購入してきた鉢から虫が発生することもあるので…
購入してきたらまずオルトラン散布!としておきましょう。。

とはいえ、もう発生してしまったものに関しては、薬剤をまいた後効き始めるまではやはり、セロテープなどで駆除してくださいね。
薬剤が効く前にダメになってしまったなんてシャレになりませんww

ちなみに…ペットいるんだけど農薬使いたい。という場合。

完全に大丈夫というわけではないですが、農薬のにおいで犬猫は割と寄ってこないようです。

うちにも猫がいますが、今まで多肉を食べられたことやいたずらされたことはないので大丈夫でした。

あ、サンスベリアは猫にかじられましたので、もちろん植物の種類によりますし、猫ちゃんの性格にもよると思いますので一概には大丈夫と言えないんですが…。

少し活発に動き出した赤ちゃん~幼児がいる場合は農薬は使いたくないですね。
…というか、そもそも植物の鉢自体手の届くところにあると危険ですw(色んな意味で)

ペットや赤ちゃんがいる場合は、やはり農薬を使用したら一時的にでも外にしばらく置いておくか、手の届かない場所へ置くなどの配慮が必要になりますね。

多肉植物につく害虫まとめ

うちではまだ多肉に被害はありませんが、購入してきた大葉にアブラムシが発生しましたww

近くにあると飛び火してしまう可能性があるので、害虫を駆除する前は、害虫のついていない植物は虫除けネットなどで隔離しておきましょう。

しかし、ロゼットを形成するような種類の多肉には、気づかないうちに葉と葉の間に害虫が潜んでいる可能性もありますので、日ごろから気をつけて見てみるようにした方が良いと思います。

センペルビウムなんか、ただでも白い綿毛で覆われている種類があるのに、そこにさらに綿毛のようなコナカイガラムシがついてしまってはわかりにくいことこの上ないです。

こまめにチェックして、大切に育てていきましょう♪

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする