多肉植物が増えたからフリマアプリで売る!植物の売り方、送り方。

グリーンネックレス
多肉植物を育て始めると、どんどん際限なく増えていきます。
葉っぱが落ちて自然と子苗ができていたり、たくさん枝分かれして親株が重さに耐えられなくなったり、株分けしたら思いのほかたくさん子株ができていて、鉢が足りなくなったり…。

捨ててしまうのはかわいそう…
だけど、もううちには鉢を増やすスペースもない!

そんな時は、大切に育ててくれる人に里子に出したいですよね。
そこで活躍するのが、ネットオークションやフリマアプリの出品です。

里子に出せて、お小遣いも稼げて…
でも、植物ってどうやって送ればいいんだろう??
そんな疑問にお答えするために、流れを説明したいと思います。

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多肉植物の売り方。どんな形状で出品すれば良い?

まず、売りに出す多肉植物はどんな状態で出品すれば良いのでしょうか。
送付方法はだいたい4つに分けられます。

抜き苗
いちばん一般的で、多肉植物にダメージの少ない売り方。
多肉植物を株ごと鉢から抜いて、土を落として送ります。
根の部分をティッシュやガーゼなどでくるんで、通気性を確保したままダメージを防ぎます。

カット芽
挿し芽に使うカットした苗を売ります。
カット芽は、カットした後切り口を乾燥させた方がよいですから、カットした後で出品する方が安全です。
人気のある種類で写真も良ければ、数時間~3日間くらいで売れてしまいます。
もし運悪く売れ残ってしまったら、写真を撮りなおして出品し直すか、ある程度育てて抜き苗として再出品しましょう。

葉挿し用の葉っぱ
こちらは、注文があってから新たにもいで発送する方法と、もいでから出品する方法とがあります。
注文があってからもいで発送する方法のメリットは葉っぱが新鮮であること。
デメリットは、購入者からするとどんな葉っぱがくるのか事前に見れないことです。
もいでから出品する方法のメリットは、どんな状態のものが来るのか購入者が事前に確認できること。
発根済みのものやや芽が出始めているものだと、少し価格が上がる傾向にあることです。
デメリットは売れるまでに状態が変化していってしまうので、しっかり管理と説明が必要なことです。

土付き、鉢付き
一番多肉植物にダメージの少ない売り方。
多肉植物に一切手を加えず、そのまま送ってしまうわけなので。
デメリットは重さがかさみ、送料が増えることと輸送中に土がばらけない工夫が必要で、郵便は不向きという点。
中型~大型種や、白粉を吹くタイプで粉が落ちやすいものなどは鉢付で宅配便発送が良いかもしれません。
購入者に送料を負担してもらえる場合はこの方法が良いですね。

出品の仕方、値段のつけ方などはどうすれば良い?

次に、値段のつけ方と出品の仕方です。

自分の出品する多肉植物が、だいたいどれくらいの値段で売れているのか事前にリサーチしましょう。

「多肉植物+売りたい植物の名前」で検索したらたくさん出てくると思います。

・過去どれだけ売れているか? どんな形状のものが売れているか?
・出品中のライバルはいるか? どんな形状で売っているか?

過去にたくさん売れていて、出品中のライバルがいなければ、過去の値段より少し高めに値段設定しても良いです。

逆に出品中のライバルがたくさんいれば、値段は合わせましょう。

過去の出品データも無い(少ない)、出品中のライバルもいない場合は、「レア」株の可能性が高いので、少し高めの値段設定をしましょう。

5日間くらい売れなければ、写真を撮りなおすか価格を少しずつ下げながら様子を見ます。

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出品のコンディションですが、植物を「新品」とする人はあまりいません。
ほとんどの人が趣味で育てた多肉植物を売っているので、控えめに「中古」や「やや傷や汚れあり」のコンディションで出品しています。

さらに、トラブルを避けるために説明文に
「素人が育てたものですので傷や汚れ、害虫などある場合があります」
「植物なので常に状態が変化します。事前にコメントください」
などの一文を入れているのが一般的です。

商品名には、和名と品種名を入れます。
お目当ての多肉植物が決まっている人は「和名」で検索しますので、名前がわからないものは売れにくい傾向にあります。
例えば、「月兎耳 カランコエ」「桃美人 パキフィツム」などです。 

写真の撮り方ですが、接写するよりも少しカメラを離してズームした方が、形よく撮れます。
一見違いがわからず影響がないと思うかもしれませんが、カメラのレンズは真っすぐではありませんので、接写すると
微妙に歪んでしまうのです。試してみてくださいね。

多肉植物の送り方と注意点、発送方法いろいろ

実際に出品した多肉植物が購入されたら、購入者の元へ送らなければいけません。
どのような送り方があるのでしょうか?

第4種郵便
植物の個人間取引で一番使われている方法です。
種子や植物などを送る時に使う郵便で、普通郵便(第1種)の定形外よりも少し安くなります。
ただし、普通郵便の扱いですので追跡番号無し、郵便事故などの時の保障はありません。
なんらかの理由で購入者の元へ届かなかった場合はトラブルとなりやすいです。
出品時、説明文の中で「第4種郵便で発送、追跡番号・保証がありませんので了承いただける方のみご購入お願いします」などの文言を入れるのが一般的です。

第4種郵便は、必ず中身が一部でも見える状態で送るのがルールです。
そこで、小さなお弁当パックやペットボトル再利用の入れ物を使用して送付します。
中身が丸見えなので、植物はティッシュや紙などに包むと良いですね。
その場合でも植物が入っていることがわかるように、植物の一部が見えるように入れてください。
100均などで柄付きの紙ナプキンを買ってきて包むとおしゃれになりますよ。

郵便は日曜日は配達されませんので、輸送時間を短くするためには金曜・土曜の発送は避けた方が無難です。

宅急便コンパクト
追跡番号・保障付きで多肉植物が5センチ以下の大きさなら、宅急便コンパクトをお勧めします。
ヤマト運輸のサービスで専用の箱が必要となりますが、他の宅配便を使うより安く済みます。
クロネコメンバーズ割、持ち込み割引を併用するとさらに安くできます。

箱ブーン
中型~大型種や鉢ごと送る場合、宅配便よりは安い値段で送れることが多いです。
全国のファミリーマートから送れる便利さと、配送料にTポイントが使えることも魅力です。追跡、保障もあります。
サンスベリアなどの長い植物を送るときにも良いですね。

その他宅配便
送料がかかるため個人間取引ではあまり使われませんが、追跡、保障があるため購入者さんから求められる場合があります。
その時は購入者さんに送料を負担してもらえるよう交渉しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
フリマアプリやネットオークションで、自分の育てた多肉植物を売ってみたくなりましたか?

多肉植物が増えすぎて困ってしまったら、捨てるよりも誰か大切に育ててくれる人へお渡しして、さらに増えていってほしいですね。

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コメント

  1. まっきー より:

    はじめましてこんにちは
    質問なのですが、品種名のある植物を増やして売ることは法律(?)で禁止されていると思うのですが、大丈夫なのでしょうか?

    種から育てたものはOK
    種から育てた野菜や花もOK
    種から育てた花の種から育てたものを売るのはNG
    さしき、指し芽等NG
    ではなかったでしょうか?