多肉植物も種類ごとに成長期がある。季節に合った育て方とは?

子猫の爪 多肉植物

子猫の爪
世界に何千種も存在する多肉植物。
比較的手に入れやすい人気の種でも、何十種類もあります。

そんな多肉植物、どれもみんな同じ管理方法で良いの?という心配、疑問にお答えします。

実は、多肉植物とひとことに言っても種類ごとに性質が異なり、成長する季節が違うため季節ごとに管理の仕方が違ってきます。

多肉植物を育てる上で、失敗のほとんどがお水の管理による失敗です。
季節によってお水のあげかたが全く違ってきます。

元気に可愛らしく育てるために、種類ごとの育成のポイントを見ていきたいと思います。

スポンサードリンク
  

夏型-夏によく成長し、冬は休眠するタイプ

生育適温→20℃~30℃
代表種→アガベ、アロエ、カランコエ、コチレドン、パキフィツム、ユーフォルビア、クラッスラ、アデニウム、アボニア、パキポディウム、フェルニア、セネキオ、サボテン科など

管理のポイント

多くが熱帯地域に生息する植物で、春から秋までの暑い時期に成長旺盛になるため、夏型種と呼ばれます。

日当たりが良い風通しの良いところで管理してください。

春と秋は日当たりの良い場所で、土がしっかり乾いたら鉢の底からお水が出てくるくらいたっぷりあげます。
受け皿に溜まった水は捨ててください。

多肉植物は乾燥よりも蒸れの方が怖いので梅雨時期は少し水遣りを控えます。
雨が続く時は軒下や室内など直接雨のあたらないところへ移動しましょう。

夏型種と言っても、30℃を超えるような真夏は注意が必要です。

真夏の直射日光は弱ったり葉焼けを起こしてしまいます。
特にアルミ缶製の鉢など使用していたら、日光で缶が熱くなり鉢の中まで高温になってしまいますので要注意です。

30℃を超えるような真夏はサンシェードなどで日光を30%くらい遮光するのが良いでしょう。

真夏はお水をあげるタイミングも、夕方など少し日差しが落ち着いた頃。
蒸れや、鉢の中で煮立ってしまうのも心配なので、春・秋よりも水遣りの回数は少なめで。

北海道などの梅雨もなく、真夏も比較的カラっと乾いているような地域は春・秋と同じ管理で良いでしょう。

冬は、室内の明るい場所で管理します。
水遣りは一切控えます。断水することで耐寒性を上げることができます。

エアコンなどの風が直接当たらないように注意してください。
冬場の室内は、暖房などで暖かいからと言っても、就寝時や外出時暖房を消していたらかなり寒くなると思いますので、しわしわになってお水をあげたい見た目になってしまっても、水遣りはぐっと我慢してください。
昼間室内がひどく乾燥する場合や、どうしても心配な時は暖かい日の昼間のうちに月1回程度の水遣りにしましょう。

とはいえ、うちは一年中、春秋型も夏型も冬型もベランダに出しっぱなしでしたw
関東以南の、太平洋側で冬は晴れが多い地域だから平気だったのかもしれません。
日本海側の冬天気が荒れる地域、盆地、山間部などは冬は室内に避難させてあげるのが一番良いですね。

冬型-寒くなるころに成長するタイプ

生育適温→5℃~20℃
代表種→アエオニウム、アイクリソン、アドロミスクス、コノフィツム、リトープス、ダドレア、フォーカリア、チタノプシス、プレイオスピロス、クラッスラ(一部)など

管理のポイント

秋から春にかけて、寒い時期に成長するタイプですが、5℃を下回って霜が降りるような真冬は室内に移します。

日当たりと風通しが良く、暖房が直接当たらないところで管理します。

春になったら風通しの良い半日陰へ移動します。

5月くらいから徐々に水を少なめにしていって、8月が終わるころまでは完全に断水します。場合によっては月1、2回葉水をしてあげることもあります。
夏は日陰か熱くなりすぎない屋内で管理しましょう(北向きの部屋など)

9月の寒くなる頃から成長期に入っていくので、植え替えをするなら秋です。
秋~真冬に入るまでは、土がしっかり乾いてからお水をたっぷり目に与えます。
真冬はもう少し間隔を延ばして、控えめにします。

余談ですが、アエオニウムの黒法師などで、30センチを超える立派な幹に育ったものは、一年中外で管理されていても平気なのを見たことがあります。
関東の太平洋側地域で、冬は晴れの日が続き雪が降るのは年に1、2度くらいの地域ですが。
夏は日陰になる場所に置いてありました。
それ以上暑くなる地域や冬、霜や雪が頻繁にある地域では厳しいかもしれませんが、大きく立派に育った株はある程度環境に適応してたくましく生きているのかもしれませんね。
株がまだ小さなうちから年中外に放置という冒険はやめた方が無難です。

降雪地帯では冬も暖房で室温が高くなりがちなので、寒すぎず暖かすぎない場所を工夫しましょう。


スポンサードリンク

春秋型-春と秋に成長し、夏と冬は休眠するタイプ

生育適温→10℃~25℃
代表種→カランコエ、ガステリア、コチレドン、グラプトペタルム、アデニウム、ユーフォルビア、セダム、センペルビウム、セデベリア、セネキオ、アガベ、ハオルチア、パキフィツム、クラッスラ(一部)など

管理のポイント

過ごしやすい春と秋に成長し、夏と冬は休眠します。

真夏以外は日当たりの良い場所で育てます。
真夏の直射日光は避け、サンシェードを使用したり室内ならレースのカーテン越しなど、明るい日陰で管理します。
冬は室内の暖かい場所へ置いて下さい。

春と秋の成長期には土が乾いたら水が鉢底から出てくるくらいたっぷり与え、夏は1か月に3,4回の水遣り、冬はほとんど断水か月1回程度与えます。
梅雨の時期にも水遣りは控え、乾かし気味で管理します。

筆者は夏型も春秋型も通年ほぼ同じ管理をしています。
夏型の方が、盛夏に水をあげる回数が少し多いかな?くらいです。
それでも、ベランダに出しっぱなしですくすく成長し、脇芽や花芽をつけています。3月には花も咲かせていました。

しかし、近所でガステリアが同じように戸外で管理されていましたが、冬の間に葉がぶよぶよになってしまい、これはもうダメなんじゃないかなぁ…
という状態になってしまっていました。

うちにある多肉植物と鉢の大きさもほぼ同じくらいで、何が明暗を分けてしまったのか?
おそらく、雨除けも風よけもなにも無い吹きっさらしの場所に置いてあったからではないかと思います。

戸外で管理する際は少なくとも、夏は日を遮ることができ、屋根の下やベランダなど雨風が少しでも防げるところへ置いてあげることを強くお勧めします。

タイプがわからない場合は…まとめ

以上、タイプ別にいろいろと書いてきましたが、タイプがわからない場合はどうすれば良いのでしょう。

基本的には、真夏の直射日光・高温と冬の霜・雪・低温を避け、乾かし気味に管理し、鉢の中までしっかり乾いてからお水をあげる、という管理方法をしていれば再起不能になるまで多肉植物がダメになるということは少ないです。

しっかり、乾きすぎかな?と思うところまで乾かしてから水をたっぷりあげてみて、その上で成長が旺盛だなという季節を観察によって見分けてください。

何よりも水のあげすぎによる根腐れが一番怖いのです。

室内管理よりは外管理、露地植えの方が株が強くなるとも言われます。
成長期にしっかり日光に当ててあげることで、冬の紅葉がよりきれいに色づいたりもしますので、外で管理するのはお勧めですが、あまり過酷な環境に置かないようにだけ気を付けてあげて下さいね。

次の記事はこちら。

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました