まだある!自由研究は小学生もできる料理のテーマ…アイスやパンはどう?


キッチンは楽しくて美味しい自由研究材料の宝庫です。

そして、料理そのものがそもそも、様々な物理変化や化学変化を利用して作られているものです。

熱を加えて状態を変化させたり。発酵のチカラを使って物質を変化させたり。

本当にたくさんあります。
しかも「実験」した後、元の食材よりもさらに美味しくなるものなんかも…。

少しでも疑問に思ったら、キッチンで実験、してみてはどうでしょうか。

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自由研究はキッチンで…小学生でも作れる氷を使ったアイスクリーム

夏休みの自由研究なので、冷た~いものが良いなぁ…
と思ったら、冷蔵庫も冷凍庫も満杯ww

という方は、氷と塩を使ってアイスクリーム作りはどうでしょうか。

塩を氷の中に入れると、氷が溶けるために必要なエネルギーを奪ってしまい、氷の温度がぐーんと下がります。
その下がった氷の温度を利用してアイスを作ります。

<簡単アイスレシピ>

牛乳…200ml
卵黄…1個分
砂糖…50g
バニラエッセンス…少々
氷…1kg
塩…大さじ8

1、ボウルに牛乳、卵、砂糖、バニラエッセンスを入れて泡だて器で良く混ぜる。
2、1で混ぜた材料をポリ袋に入れて空気を抜き、口を縛る。
3、大きめのボウルやバットに氷を入れ、塩を加えて混ぜる。
4、氷の中に2で作ったポリ袋を埋め、10~15分置いて袋の中身が固まったらできあがり♪

実は、こんなに材料を用意しなくても、アイスでなくシャーベットならもっと簡単にできます。

好きなフルーツジュースをポリ袋に入れて、同じように塩を加えた氷の中に投入すれば良いだけです。

逆に、冷凍庫のスペース空いてるよ~♪って方は、色んなものを凍らせてみる実験はいかがでしょうか?

様々なフルーツを凍らせて、水分の多いもの、少ないもので比較してみるとか。
(スイカとマンゴーでは凍らせた後の食感がかなり違いますよね)

また、一度凍らせた後に解凍しても、面白い比較ができます。

パンやごはんなどの穀物、豆腐やヨーグルトなどの水分の多いもの、ジャガイモやホウレンソウなどの野菜、こんにゃくや卵、フルーツ、お肉や魚の切れ端などなど…
一度冷凍してしまうと状態がかなり変わってしまうものもあるので面白いです。

どうして変わってしまったのか?なども合わせて考察すると立派な研究になりますよ。

夏休みの自由研究…小学生高学年ならパン作りに挑戦!

少し子供が大きくなったら、工程が難しい料理の実験もチャレンジしたくなりますね。

パンやケーキの膨らみ方を、条件を変えて比較してみる実験はどうでしょうか。

お好きなパン生地やピザ生地を作り、何等分かに分けて発酵の温度、時間に差をつけて膨らみ方や焼き上がりを比較します。

温度の変化のつけ方は、湯せん・室温・冷蔵庫など、これを同じ時間やってみます。

発酵時間での変化は、同じ条件で発酵させて30分、1時間、2時間、一晩などおいて膨らみ方を記録し、順番に焼いて比べます。
温度の変化よりは手間がかかって大変ですね。

スポンジケーキの膨らみ方実験なら、泡立ての方法、時間を変えて観察します。

手で泡立てた場合、ハンドミキサーで泡立てた場合にわけ、それぞれ何分泡立てると一番きれいに膨らむのか?比べます。

そもそもスポンジケーキが膨らむのは、卵のを泡立てた時にできた泡がオーブンで焼かれた時にふくらむからです。

ベーキングパウダーは、今回は無しで(笑)

<スポンジケーキのレシピ>
(カップケーキ型2個分)

薄力粉…30g
卵…1個
砂糖…25g
溶かしバター…3g
牛乳…小さじ1
オーブンは180℃に温めておく

1、卵に砂糖を加えて泡立てる
2、ふるった薄力粉を2回に分けて入れ、それぞれ混ぜる
3、溶かしバターと牛乳を入れ混ぜる
4、型に入れて180℃のオーブンで30分焼く

上のレシピだと混ぜるタイミングが3回ありますので、どの部分でたくさん混ぜるのが一番ふくらむかという実験もできます。

他にも、卵黄と卵白を分けて卵白を泡立てるレシピなどもふんわりふくらみますので、比較実験に加えてみると良いかもしれません。


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まだある!キッチンで自由研究…食べ物を使った実験アイデア

もう少し使う食材を少なくしたいなぁ…と思ったら、砂糖を使ってカラメルを作る実験はどうでしょうか。

小さい鍋に水と砂糖を入れて火にかけ、温度と状態を記録します。

途中でひとすくいずつ小皿にとりわけ冷やした後の状態も観察します。
シロップ→白っぽい飴状→べっこう飴状→カラメルのように状態の違いが観察できます。
味やにおいの違いも見ます。

火を使う実験ですので、かならず親御さんが見てあげましょう。

ちなみに…砂糖+水に重曹や卵白を加えると「カルメ焼き」にもなりますので、調べてみてくださいね。

他にも、いろいろなインスタントスープを使って手軽に温度変化の観察記録などもできます。

トロトロしたコーンスープとコンソメスープでは、当然冷め方が違います。
他にも具沢山のスープ、具の無いスープ、味噌汁など色々なものを準備すると良いです。

最初にスープを作った時の温度と、10分置きに温度を測った記録を折れ線グラフにすると違いがわかりやすいですよ。

温度と物の変化は小学4年生くらいで習いますので、中学年の自由研究としてちょうど良いです。

まとめ

キッチンにはたくさんの「何故? どうして?」が潜んでいます。

普段当たり前のようにしていることですから、疑問を発見するのは少々難しいかもしれません。

日々のごはんをよーく見て、いろいろ探してみてください。

きっとオリジナル度の高い自由研究ネタも見つかるはずですよ!

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