夏休みの自由研究はキッチンで料理…牛乳や卵などの身近な食材で


夏休みの自由研究は親子一緒に仲良くキッチンで…はいかがでしょう?

女の子も男の子も、料理に興味を持ってくれるかもしれないですし、研究に使った後は美味しくいただくという楽しみも。

キッチンでできる自由研究をいくつかご紹介します。

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夏休みの自由研究はキッチンで…小学生に定番の卵で実験

小学生に定番の自由研究と言えば卵を使った実験ですね。

終わった後食べられませんが、酢の中にしばらく卵を殻ごと2日ほど漬けておくと、殻だけが溶けてなくなり、ゴムボールのようになるのは有名な実験です。

酢の中に漬けておいた卵は浸透圧で酢を取り込んで若干大きくなっています。
どうぜん、食べると酸っぱい…かもしれません。
酢につけて実験した卵を食したという研究はなかなかありません。酸っぱいのが得意な方は食べてみてはいかがでしょうかw

漬けるといえば、卵黄だけ取り出して醤油や味噌に漬けておくと固まります。
何故固まるか、味の違いなどを調べてみてはどうでしょう。

まだ低学年なら、ゆで卵をいくつか一度に茹でて数分ごとにひとつずつ取り出して、黄身の固まり方を比べてみるだけでも立派な自由研究になります。

卵には他にも、そのままでは混ざらない水分と油を混ぜ合わせる性質があります。
これを乳化と言いますが、乳化の実験としてマヨネーズを作ってみるのも良いですよ。
その場合、酢と油と卵を混ぜ合わせる順番や分量を変えてみて比べてみると少し大がかりですが実験らしくなります。

自由研究…小学生は親子でバターやチーズ作りも

乳製品を使ってもいろいろ実験ができます。

牛乳と酢かレモン汁、塩があれば、カッテージチーズとリコッタチーズが作れます。

二つの違いとしては、リコッタチーズは酸味が強めで塩気少な目、カッテージチーズは酸味少な目塩気が強めです。

<カッテージチーズのレシピ>

牛乳(低脂肪でないもの)…1リットル
酢またはレモン汁…100cc
塩…出来上がったチーズの1%

1、あらかじめザルにガーゼを敷いておく
2、牛乳を火にかけて60度まで温める。
3、火からおろし、酢かレモン汁を加えてかき混ぜる。
4、しばらくしてしっかり分離したらざるで漉します。
(分離した汁(ホエー)も料理などに使えますので捨てないで!)
5、ガーゼで包んだものを水の中で振り洗いします。
水が濁らなくなるまで数回水を変えながら洗います。
6、ガーゼの口を絞って水分を好みの固さになるまで優しく絞ります。
7、ガーゼから取り出し、重量の1%の塩を混ぜたらできあがり♪

<リコッタチーズのレシピ>

牛乳…700cc
生クリーム…50cc
塩…少々
レモン汁…大さじ1~2杯

1、鍋にレモン汁以外を全て入れ、沸騰直前まで温める。
2、弱めの中火にしてレモン汁を加え、鍋の縁に塊ができ始めるまで混ぜる。
3、火を消し10分ほどおく。
4、その間にザルにガーゼを敷きスタンバイ。
5、お玉で少しずつガーゼを敷いたザルに入れる。
6、ガーゼの口を絞って茶巾にし、そのまま2時間以上~お好みの方さになるまで水切りしてできあがり♪


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自由研究した後は小学生のうちからしっかりお掃除☆洗剤も自由研究になる

楽しく実験したら、待っているのは後片付けです。
後片付けも全て含めて実験ですので、しっかりやっていきましょう。

とはいえ、片付けの掃除も自由研究になります。

合成洗剤以外をいろいろ使用して、汚れの落ち具合を観察してみましょう。

そのためには、ある程度汚れたキッチンだと良いですね(笑)
そうでなくても、油を使った料理を盛った後の皿などでも良いと思います。

重曹、クエン酸、塩、合成洗剤、お酢、お湯、オレンジの皮などなど、いろいろなものが使えます。

そして、何故汚れが落ちるのか?
それぞれの性質とともに調べると良いでしょう。
例えばオレンジの皮は油なので、水に溶けない油汚れを溶かして汚れを落とす仕組みです。

重曹一つだけにテーマを絞っても、水に溶かして使う場合、粉そのままを使う場合、石けん水と混ぜてペーストにして使う場合など、いろいろ比べることができます。

自由研究もできてお家もピカピカ。
こんなに嬉しいことはないですね。

まとめ

以上、キッチンで楽しく(?)できる自由研究のアイディアでした。

火を使う実験は、必ず親御さん一緒に作業してくださいね。

身近な食材には、たくさんの謎や不思議が溢れていますので、少し視点を変えてみるだけで無限に自由研究の材料は見つかります。

そして何より、実験でより美味しくなったり新しい味を楽しめたりするのが良いですよね。

他にも定番食材での自由研究を知りたい方はコチラ↓
夏休みの自由研究はキッチンで料理…りんごやゼリーなどの身近な食材で

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