夏休みの自由研究はキッチンで料理…りんごやゼリーなどの身近な食材で


夏休みの自由研究、女の子でも男の子でも、食べ物を使った実験というものは楽しいですよね。

火を使うものなどは親御さんの協力も必要になりますし、家族で盛り上がってできる自由研究の一つではないでしょうか。

自由研究を機に、普段のお手伝いもするようになってくれたら…なんて希望もあるかもしれません。

自由研究を通して料理を楽しく感じてくれたら良いですね。

いくつかキッチンでできる自由研究のアイデアをご紹介します。

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夏休みの自由研究はキッチンで…小学生に定番のリンゴ

自由研究でリンゴの変色実験は定番中の定番ですね。

色々な液体…色んなジュースや牛乳、炭酸水、塩水、砂糖水などに漬けて変化を調べます。

または、いろいろなものを溶かした溶液でも実験できます。
塩水、砂糖水は基本ですが、お酢、みりん、片栗粉、小麦粉など、思いついたものを何でも溶かしてみましょう。

しょうゆや味噌などは、もともと色がついているので変化が分かりにくくなってしまい、向きません。

10分、30分、60分、90分などタイマーをかけて時間を区切って、それぞれ写真に残しておきます。
微妙な変化を捉えるには、スケッチより写真が向いている実験と言えます。

そして、実験が終わった後に食べ比べしてみるのも面白いです。
ただし、エアコンのきいていない暑い部屋に1時間以上放置したものは食べないようにしてくださいね。

最後に食べ比べするなら手は石けんで洗って清潔にした後に実験しましょう。
保管も冷蔵庫の中にします。

この応用で、冷蔵庫の中に置いたものと室温に置いたもので色の違いは出るのか?という実験もできます。

また、変色する食材というのはリンゴだけではありません。バナナやアボカドなど、いろいろなもので試してみるのも良いでしょう。

自由研究は小学生でも安全な料理で。色々なゼリーはいかが?

ゼラチンと寒天もよく自由研究に使われる食材だと思います。

それぞれゼラチンと寒天でゼリーを作ってみて、溶ける温度、固まる温度、食感、弾力などの特徴を調べます。

しかし、実は他にもゼリーを作れる材料があります。
アガーとペクチンです。

アガーは、海藻などの抽出物から作られたもの、ペクチンはリンゴなどの果物に含まれています。

ペクチンでゼリー?と思うかもしれませんが、パートドフリュイというフランスのお菓子があるので作ってみてください。

それぞれ原料、調理法、食感、透明感などの特徴が違ってきますので、様々な角度から自由研究のテーマを設定することが可能です。

原料にフォーカスして調べ学習するもよし、実際に作ってみて調理法や出来上がりを比べてみるもよし。
濃度を変えて固まり方を調べるもよし。
ゼリーを作る液体を、ジュースにしたり炭酸水やフルーツのしぼり汁にしたり色々楽しめます。

しかも一番おいしく実験&研究できるテーマだと思っています。
夏によく冷えたゼリー…最高ですよね。

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まだまだたくさん!キッチンで自由研究…料理のとろみ実験

キッチンでできる自由研究はまだまだあります。

とろみの自由研究はいかがでしょうか。

片栗粉、コーンスターチ、小麦粉など、液体にとろみをつける役割をするものでそれぞれの特徴を調べます。
小麦粉もひと口に言っても、強力粉、中力粉、薄力粉と分かれています。

使用方法、液体への溶けやすさ(ダマのできやすさ)、とろみがつき始める温度、とろみの強度、どんな料理にどれが使われるのかなど。

他には変わったところでは、オオバコサイリウムでもとろみがつきます。
熱を加えるとわらび餅のようにもなりますので、作ってみると面白いかもしれません。

応用で、様々な粉類で団子を作ってみるというのも実験になります。
片栗粉や小麦粉はもちろん、白玉粉、くず粉、わらび餅粉、団子粉、弾力くらべ味比べなどをしてみると楽しそうですよね。

それぞれの粉を水に溶かしてみる、溶かしたものを温めてみる、固めに溶かして焼いてみるなど、いろいろできますので試してみてください。

まとめ

火を使う実験の場合は、必ず親御さんと一緒に作業をしてくださいね。

そして後片付けも忘れずに。
親御さんは後片付けもすべて入れて、実験ということを教えてあげて下さい。

楽しく実験して、美味しく食べる。
作った後使うかどうかもわからない工作を作るより、よっぽど楽しいと思うのですがいかがでしょうか。

ただ、食べてしまうとなくなってしまうので、必ず証拠の写真撮りは忘れないようにしてくださいね…。

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