多肉植物を増やす!失敗しないやり方とは。株分け編


多肉植物を育てていると、次々新しく欲しくなったり、わさわさ群生させてみたくなったり、とにかく増やしたくなってきます。

小さい状態の赤ちゃん苗はとっても可愛くて癒されますし、増やした目多肉植物は、フリマアプリなどで里子に出したりもできます。

生命力の強い多肉植物なので、コツと方法さえわかればどんどん増やすことが可能です♪

是非あなたも赤ちゃん苗を育ててみませんか?

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基本。多肉植物を増やす3つの方法

初心者さんがやりやすい多肉植物を増やす方法は、大きく分けて3つあり、増やそうとする多肉植物の種類によって向き、不向きがあります。

土の中からたくさん子株が出てくるような種類は、株分け。

葉っぱがぽろぽろ落ちるようなタイプは葉挿し。

茎が長かったり、葉っぱが簡単には落ちないようなものはカットして挿し芽(挿し木)で増やします。

他にも種から育てて増やす方法もありますが、手っ取り早いのは上記の3つ。
特にカットして挿し芽で増やす方法は、カットした元の茎からもにょきにょき脇芽が生えてきて、ダブルで増やすことができます。
その他、多肉植物の種類によっては葉っぱの縁にたくさん小芽(むかご)ができるようなものもあり、それらは落ちて勝手に増えていきますのでここでは省きます。

多肉植物を増やすのに適している時期ですが、ほとんどの種類が春から秋にかけてが成長期なので、春や秋に始めるのが良いです。
室内ならば冬でも問題ないでしょう。

うちでは秋に発根までしていたラズベリーアイスが、冬の間にいくつも成長していましたよ^^
もちろん冬の間中ベランダに放置ですww
今冬、雪が降ったのは1回くらいでそんなに寒くなかったせいもあるかもしれませんが。


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多肉植物を増やす株分けのしかた

株分けとは、親株の脇からもりもりたくさん子株が出てくるようなタイプの多肉植物に向く増やし方です。

株分けに向く種類

・エケベリア(チワワエンシス、パーティドレス、高砂の翁など)
・ハオルシア(雫石、オブツーサ、十二の巻、玉扇など)
・センペルビウム(巻絹、雪牡丹など)
・アガベ(プミラ、リュウゼツランなど)

準備する道具

・株分けした子供を植える鉢
・新しい土
・根を切るハサミ
・取り出すためのピンセットや割り箸(あれば)
・下に敷くシートや新聞紙など

下準備

植え替えの前に鉢の中の土をしっかり乾かしておきます。
ハサミを熱湯などで消毒しておきます。

いよいよ株分け

まず、鉢を軽く叩き、株全体をそっと取り出します。

根っこについている土を丁寧にほぐしながら取ります。

長すぎる根をカットします。
茶色くなっている古い根っこなどもカットしましょう。

絡み合っている根を割いて株同士を分けていきます。
この時、株に太い根っこが残るようにします。
根っこが残らなかった小さな株も、諦めず葉挿しのように使います。
または、あまりに小さすぎるものは分割せずに
大きめの株にくっつけたままでも良いですね。

下葉が枯れていたら、取り除いてきれいな状態にします。

株を分けた後は乾燥させずにそのまま植え付けてしまって大丈夫ですが、すぐに水遣りはせず、4~5日後にたっぷり与えます。
すぐに水遣りしてしまうと、カットしたところが腐ってだめになってしまう可能性があるので注意が必要です。

まとめ

株分けは、葉挿しや挿し芽と違って一度に大量には増やせませんが、もともと根っこのついている状態で株を増やすため、失敗が少ない方法と言えます。

子株がたくさん出てきて鉢がいっぱいになったら、積極的に株分けして増やしていきましょう♪

それぞれの多肉植物には、増やすのに適した季節があります。
より失敗を少なくするためには、種類ごとに生育期の少し前に
植え替えを済ませておくのがベターです。
生育期に入ったころか少し前に株分けすると、そこからぐんぐん根が伸びてしっかり根付くわけです。

多肉植物の生育期についてはこちら。

他の増やし方も覚えて、より多肉ライフを充実させましょう。

挿し芽(挿し木)での増やし方はこちら

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