自由研究のまとめ方、どうすれば良いのかわからず困っていませんか?
小学生の時は工作など気楽に作って提出できていたのが、中学生になり一気にハードルが上がって…レポート?? どう書くの??
って、なっていませんか?
まずはレポートの基本的な書き方。
そして、社会科の研究の書き方と理科系実験の研究の書き方の違いとコツをレクチャーします。
自由研究レポートの書き方中学生編
<レポートに使う用紙>
・A4サイズの紙
・縦方向
・文字は横書き
・適度な行間を空けて。
罫線の狭いレポート用紙なら1行おきでちょうど良い。
清書は消せないペンで書きます。
研究のレポートなのでシャーペンなどで書くと消されて修正されてしまうからです。
<表紙>
まず最初の1ページ目は表紙です。
・レポートのタイトル
・学校名、学年、クラス
・自分の名前
を記入します。
タイトルは、すみっこに小さく書くのではなく、真ん中に大きく書きます。
学校名などの所属と自分の名前は右下に。
バランスを見て小さくなりすぎないように。
<目次>
3~5枚程度のレポートならば、目次は無くても構いません。
何十枚にもなる大作ならば、目次はあった方が良いです。
ページ数をふる位置は、真ん中上、真ん中下、右下、左下、どこでもOKですが、一か所に決めてすべて同じ位置にページ数を書きます。
目次がページ1になります。
次のページからは、社会科編と理科実験編に分けて紹介します。
自由研究の書き方 中学生社会科のレポート
<はじめに~序論~>
目次の次のページです。
・全体のテーマ
・自分の選んだテーマ
・そのテーマを調べようと思ったきっかけ
この3つを書きます。
例えば、
日本各地の名産品を調べようと思った。(全体のテーマ)
中でも、伝統工芸に着目し、各地で何故その工芸が発達したのかなどを調べました。(自分の選んだテーマ)
何故なら、テレビで日本の伝統工芸を赤ちゃんの使う道具と結びつけてビジネスを始めた女性が紹介されていたからです。(調べようと思ったきっかけ)
などという風に書きます。順番はこの通りでなくとも良いです。
<本論>
次に、実際に自分が調べたことを書きます。
誰が、いつ、どこで、何故、どのように、などのかたまりにまとめて、順序良く書きます。
このページには、自分の考えや感想は書きません。調べてわかったことのみを書きます。
また、時代の流れが関係するようなテーマなら、その出来事が起こった前と後でどう変化があったかなども書くと良いです。
<結論>
調べてわかった事実を受けて、自分が感じたこと、自分の考えを書きます。
今回調べたことが、自分の生活や社会にどのようにつながっていくか?
どういう活用方法があるか?
活用方法を実行するにはどんなことが行動できるか?
などを書くと、レポートとしてうまくまとまります。
<参考文献>
最後のページは、今回のテーマを調べる時に利用した資料をリストアップします。
今はインターネットでもいろいろ資料を調べられると思いますが、どこの誰が書いたのかわからないような記事は参考文献にはなりません。
ウィキペディアも、誰でも編集できる側面があるため、参考文献には向きません。
ウィキペディアの文章も「出典」が書かれていますので、その中から参考文献を選ぶと良いでしょう。
公的機関の発表しているデータなどは参考文献や引用として使えます。
参考文献リストはできるだけたくさんあればあるほど信頼度が上がりますが、最低でも2つ以上は書きます。
自由研究レポート中学生の理科実験のまとめ方
実験レポートは、誰がやっても同じ結果が出るように書くことがポイントになります。
失敗ならば、失敗でも良いです。
ただ、誰が検証しても同じ結果がでなければレポートとしての信頼度がなくなります。
以上のことを踏まえた上で書き進めます。
<動機・目的>
・その実験をしようと思ったきっかけ、思いついたきっかけ。
・仮説…どうなるの予定なのか、またはどうなるかわからないが「こうなるのではないか」という部分。
2ページ目は上記2点のみ書きます。他のことは書きません。
<材料、方法、手順>
そのままです。
3ページ目以降は、実験に使った材料、道具と、方法、手順を誰がやってもできるように詳しく書きます。
誰でも同じものを使って同じように「再現」できるように書くことを心がけます。
<実験結果>
実験の結果得られた事実「のみ」を書きます。
成功でも失敗でも構いません。
3ページ目で紹介した道具、手順でどういう結果が出たのかだけを書きます。
結果のページには、写真やスケッチなどを入れて、具体的にどうなったのかが誰にでもわかるようにまとめます。
写真も、結果だけではなく行程も撮っておくとよりわかりやすいです。
自分の考えや感想は入れません。あくまで事実だけ書きます。
<考察>
実験の結果を受けて、自分の感想や自分の考えを書きます。
今回調べたことが、自分の生活や社会にどのようにつながっていくか?
どういう活用方法があるか?
活用方法を実行するにはどんなことが行動できるか?
実験結果が失敗だった場合はどうすれば成功したと考えられるか?
などを書くと、レポートとしてうまくまとまります。
<参考文献>
最後のページは、今回のテーマを調べる時に利用した資料をリストアップします。
今はインターネットでもいろいろ資料を調べられると思いますが、どこの誰が書いたのかわからないような記事は参考文献にはなりません。
ウィキペディアも、誰でも編集できる側面があるため、参考文献には向きません。
ウィキペディアの文章も「出典」が書かれていますので、その中から参考文献を選ぶと良いでしょう。
公的機関の発表しているデータなどは参考文献や引用として使えます。
参考文献リストはできるだけたくさんあればあるほど信頼度が上がりますが、最低でも2つ以上は書きます。
まとめ
レポートは書きあがりましたか?
最後に点検も忘れないでください。
ページがリスト通りに並んでいるか?
ページ数は同じ場所に入っており、間違いがないか?
文字や文章のおかしいところ、抜けはないか?
上記を確認したら、全体をホチキスなどで止めてできあがりです!
おつかれさまでした^^
コメント
分かりやすいです。
ありがとうございます。
この方法でやろう
わかりやすい