夏休みの自由研究 小学生はちょっとおもしろ標本作りはいかがでしょう


夏休みの自由研究、悩みますね。

ありきたりのものだと、他の人と被ってしまったり、比べられてしまったりします。

そこで、理科の勉強にもなる標本作りはいかがでしょうか。

ちょっと変わったおもしろ標本作りをご紹介します。

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低学年の自由研究 小学生理科にも役立つ標本~海編

<カニの標本作り>

用意するもの…カニ、発泡スチロールの板、ピン、箱、だっしめん、ピンセット、歯ブラシ、糸

作り方

1、カニの腹を開き(山形になっているところを開く)、ピンセットで丁寧に内臓を取り出す。

2、歯ブラシを使って、形を崩さないように水道水で洗い汚れを落とす。

3、発泡スチロールの板にカニを乗せ、形を整えてピンでとめる。

4、風通しの良い日陰で5~10日干して乾燥させる。

5、しっかり乾燥させてから、発泡スチロールの板からカニを外し、だっしめんを敷いた箱の中に入れる。糸を括り付けてずれないように止める。

6、カニの名前や取った場所、日時、特徴などをカードなどに書いて添える。できあがり。

<海藻の標本作り>

用意するもの…海藻、画用紙、ガーゼ、新聞紙、平らなおもし、透明ラベルシール、大きめの浅いバット

作り方

1、海藻を水道水で良く洗い、水をはったバットの中で形を整えながらやさしく広げる。

2、画用紙を水の中にそっと入れ、下からすくうように海藻を乗せて取り出す。

3、ガーゼを上にかぶせ、何枚かの新聞紙で挟む。

4、大型の辞書や電話帳などをおもしにして、新聞紙を毎日取り換えながら2、3日乾かす。

5、乾いたらガーゼを外し、上から透明ラベルシールなどで保護するように貼る。空気を入れないように、端から少しずつ貼り、上からタオルなどでこすり空気を抜きながら貼っていく。

6、海藻の名前や取った場所、日時、特徴などをカードなどに書いて添える。できあがり。


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低学年の自由研究 小学生理科にも役立つ標本~葉っぱ編

<葉っぱや木の実の標本>

用意するもの…好みの葉っぱや木の実、油ねんど、石膏、葉っぱや木の実が入る一回り大きめの箱、カリ石鹸、絵の具、新聞紙

作り方

1、箱に半分くらいの深さまで油ねんどを敷き詰めて平らにする。

2、葉っぱや木の実、木の幹などをねんどに押し付けて型をとる。

3、ねんどと箱の内側にカリ石鹸を塗り、石膏を流し込む。30分くらい放置して固める。

4、石膏が固まったら箱から外し、新聞紙の上に置いて日陰で2日くらい乾かす。

5、絵の具で石膏に着色する。リアルにするもよし、アート優先でオリジナリティあふれる色にするもよし。

6、葉っぱや木の実の採取場所、名前、日時、特徴などを書いて添える。アート仕立ての場合はタイトルなどをつけても。できあがり。

低学年の自由研究 小学生理科にも役立つ標本~くもの巣編

<くもの巣の標本作り>

用意するもの…黒い画用紙、厚紙、スプレーのり、ラップ、ピンセット、セロハンテープ

作り方

1、スプレーのりで、黒い画用紙と厚紙(段ボールなどでも)を貼り合わせ強度を付ける。

2、きれいな形の蜘蛛の巣を探し、ピンセットで慎重にクモを取り除く(潰さないように!) どんなクモがついていたのか写真をとっておくと、研究資料に使える。

3、蜘蛛の巣にスプレーのりを吹き付け、黒い画用紙の面に蜘蛛の巣をくっつける。

4、蜘蛛の巣を保護するように上からラップをかけ、端を裏に折り込みセロテープでとめる。

5、クモの巣の採取場所、ついていたクモの名前、日時、特徴などを書いて添える。できあがり。

まとめ

標本というと、昆虫や貝殻などを想像しがちですが、身の回りのいろいろなものを標本にして楽しんでください。

少し用意するのに大変な道具もありますが、今はインターネット通販などでも購入できますので、やってみると面白いですよ。

石膏でのかたどりは、葉っぱや木の実以外にもいろいろ使ってみると新たな発見があると思います。

自由研究がんばってくださいね。

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