観葉植物のサンセベリアを植え替えする方法。株分けもできる。


空気清浄作用がある観葉植物として人気のサンセベリア。

元気に大きく育てるには一年に一度一回り大きな鉢へ植え替えしてあげましょう。

今回は、サンセベリアの植え替え方法を紹介します。

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サンセベリアの植え替えに最適な時期

熱帯出身のサンセベリアは寒さにとても弱い植物です。
成長期は春から秋。

最低気温が完全に10℃を下回らなくなった頃、地域にもよりますが5月頃からが最適です。
真夏の暑い時期は避け、9月くらいまでに済ませます。
特に、春に植え替えをしておくとそこから生育期に入りますので一番良いです。

植え替えに必要な道具…土や鉢など

準備する道具

・株分けした子供を植える鉢
・新しい土
・鉢底石
・根を切る清潔なハサミ
・下に敷くシートや新聞紙など

サンスベリアの用土ですが、水捌けが良く、且つ適度な保水性と保肥性が必要です。

水捌けが良くなければ根腐れを起こしてしまいますし、砂のようにまったく保水しないものだと、すぐに根が乾燥して弱ってしまいます。

サンセベリア専用用土も売っていますし、アロエ・金の生る木・サボテン・多肉植物などの用土も使用できます。

自分でブレンドする場合は、腐葉土、赤玉土、川砂、日向土、鹿沼土、パーライト、バーミキュライトなどを使用します。

一番簡単なのは腐葉土4と赤玉土6(小粒)のみでも。そこに、水捌けを良くするために川砂や日向土、パーライトなどをブレンドします。

根を切るためのハサミは、事前に熱湯をかけたり直接火で炙るなどして殺菌しておきます。
サンセベリアの株分けの場合は、太い根もちょきん!と切ってしまいますので、必ず清潔なハサミを使ってください。

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準備ができたら、いよいよ植え替えです。

植え替え方法の手順とその後の水遣りも

鉢から株を抜きます。
抜けにくい場合は、鉢の周りを少し叩いて(割れないように…)土をはがすようにすると抜けやすくなります。

根に付いている古い土を落としながら、慎重に根をほぐしていきます。

株分けしないなら、そのまま一回り大きな鉢に植え替えます。
鉢底石を3分の1程度敷き、用土を入れ植え付けます。割りばしなどの細い棒をかぶせた土の上から根の方へ数回さして、土が隙間まで入るようにします。
植え替えの後は鉢底から水が出てくるくらいたっぷりと水をあげてください。

株分けしたい場合は、根をほぐした後に地下茎から出ている子株をハサミで切り分けます。
横に伸びる地下茎を、株と株の間でカットします。
切り口が乾いていないうちに土へ植えこんでしまうと腐る原因になりますので、切り分けた場合は日陰で2~3日陰干ししてください。

切り口がしっかり乾いたのを確認したら、それぞれの株に合った大きさの鉢へ植えこみます。
植え込みした後は、鉢底から水が出てくるくらいたっぷりと水をあげてください。

植え替え、株分け、どちらの場合も、最初にたっぷり水やりした後はしっかり土が乾くまで水遣りは控えます。
新しい環境になれるまで、明るい日陰でそっとしておいてあげて下さい。

人間でも、新しい環境に引っ越すとストレスを受けるものです。植物も同じです。むしろ、植物は本来同じ場所に生え続けて自分で移動したりはしませんから、人間が思うよりもストレスを受けています。
しっかり落ち着くまで、次の水遣りは控えましょう。

まとめ

以上、サンセベリアの植え替え方法でした。

うまくわさわさ増えてくれるととても嬉しいものです。

一年に一度の植え替えで鉢に余裕を持たせてあげて、どんどん増やしていきましょう♪

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